緋汰しっぷ
『100年続くこの穏やかな暮らしが、変わらず千年続けばいいのに――』
淫魔のユイネは、気まぐれで拾われてからずっと、吸血鬼のロズと暮らしている。
小説家であるロズのお世話をしつつ、必要な時に血を与える変化のない生活。
いつからか密かに彼のことを慕っているけれど、
役に立てるだけで嬉しく、気持ちを伝える気も、現状に不満もない。
ただ彼の仕事の用で一緒に東京へ行くことになってから
ロズとの関係がどこか変わりはじめ…?
緋汰しっぷが贈る
健気な淫魔と優しい吸血鬼の、甘く憂う共依存系極上ファンタジー!