河飯じろう
龍臣さん。第一印象は怖い部活の先輩だった。
バスケ部に入ったばかりで、まだ認識すらされていない俺・槙田。
部活帰り、携帯を部室に忘れたことに気づき、一人で取りに戻る。
…灯りのついた部室。
目の前に広がる光景に時間が止まった。
他人の服を掴み自慰行為中の先輩。
それは絶対に見てはいけないものだったーー。
普段は近寄りがたいほどクールな龍臣先輩の、熱を帯びた顔。
あの日、先輩の秘密を知ってしまった日から、俺のすべては変わり始めるーー。
